泡坂妻夫氏の本のご案内
泡坂妻夫  宝引の辰 捕者帳
第一巻 鬼女の鱗   2020年2月20日
日本推理作家協会賞、直木賞受賞に輝く著者の代表的な捕者小説。
本書には昭和55年に発表された第1作目吉の死人形の他、柾木心中、鬼女の鱗、辰巳菩薩、伊万里の杯、江戸桜小紋、改三分定銀、自来也小町、雪の大菊、毒を食らわば、謡幽霊の11編を収録。
       
泡坂妻夫  宝引の辰 捕者帳
第二巻 凧をみる武士   2020年3月20日
日本推理作家協会賞、直木賞受賞に輝く著者の代表的な捕者小説。
本書には1993~1995年に発表された旅差道中、夜光亭の一夜、忍び半弓、雛の宵宮、面影蛍、幽霊大夫、とんぼ玉異聞の短編7編と、中編の凧をみる武士を作品発表順に収録。
       
泡坂妻夫  宝引の辰 捕者帳
第三巻 鳥居の赤兵衛   2020年4月20日
日本推理作家協会賞、直木賞受賞に輝く著者の代表的な捕者小説。
本書には1995~2002年に発表された朱房の鷹、笠秋草、角平市松、この手かさね、墓磨きの怪、天狗飛び、にっころ河岸、鳥居の赤兵衛、優曇華の銭、黒田狐の短編10編を作品発表順に収録。
       
泡坂妻夫  宝引の辰 捕者帳
第四巻 織姫かえる   2020年5月20日
日本推理作家協会賞、直木賞受賞に輝く著者の代表的な捕者小説。
本書には2002~2008年に発表された雪見船、駒込の馬、毒にも薬、熊谷の馬、十二月十四日、消えた百両、願かけて、織姫かえる、焼野の灰兵衛、千両の一失、菜の花や、蟹と河童、五ん兵衛船、山王の猿と、宝引の辰最終作のだらだら祭の短編15編を作品発表順に収録。
       
泡坂妻夫  亜智一郎の恐慌
2021年6月20日
泡坂妻夫の名探偵、亜愛一郎の御先祖という設定の亜智一郎とその仲間の活躍を描く。亜愛一郎シリーズの登場人物の先祖も登場する、軽妙なタッチが魅力的な時代ミステリーの傑作。手軽に読める四六判で、ひさびさの復刊。
なお、亜智一郎シリーズの続編は「泡坂妻夫引退公演 絡繰篇」(創元推理文庫)に収録されています。