島田一男氏の本のご案内
島田一男  河内山宗俊懐中思案
上巻   2020年6月20日
昭和26年より5年間にわたって執筆された島田一男の捕物小説。河内山宗俊と片岡直次郎の組合せを踏襲しつつ、河内山宗俊の名推理によって事件を解決する痛快な捕物小説に仕上げられている。
従来の単行本に未所収の5編を加えた24編を上下巻に収録。
     
島田一男  河内山宗俊懐中思案
下巻   2020年7月20日
昭和26年より5年間にわたって執筆された島田一男の捕物小説。
下巻には、蛇の目後家、色きち稲荷、きせる娘、曲芸女地獄、矢取り女、猫じゃらし、ふたなり変化、いろは天狗、紅屋行燈、比丘尼裁き、ふたご弁天、御後室様御用、あぶな絵地獄の13編と、河内山宗俊執筆の裏話を含む著者の随筆「江戸さがし」を収録している。
     
島田一男  開化探偵帳
2020年12月10日
昭和43年11月より約1年間NHKで放映された文明開化期の東京を舞台とした「開化探偵帳」(主演・緒形拳)の原作を書いた著者が、連作小説集として書き下ろした捕物小説。
江戸から明治へ世の中が急激に変化する中で翻弄される庶民と、警察制度黎明期の、まだ江戸期の同心、岡っ引の名残が残る文明開化の探偵たちの活躍を描く痛快な作品。
     
島田一男  江戸上方同心双六
2021年12月20日
大阪から怪盗を追って江戸に派遣された大阪西町奉行所同心の清水三九郎と、江戸南町奉行所同心の政田源兵衛の二人が組んで、江戸の怪事件を解決する異色捕物帳。