岡田鯱彦氏の本のご案内
岡田鯱彦  駒形堂の藤吉親分捕物話
2021年5月10日
国文学者であり、推理小説作家としても本格長編などを残した岡田鯱彦氏の最後の作品は捕物小説であった。
残念ながら掲載誌は半年ほどで休刊となり、この連作捕物小説もわずか3話しか残らなかった。
稀少な掲載誌を書評家の細谷正充氏より提供いただき刊行した初の単行本。他に昭和29年の別冊宝石捕物帳特集に掲載された「江戸改板 西鶴浮世草子」を収録。