伊藤桂一氏の本のご案内
伊藤桂一  風車の浜吉・捕物綴全集
第一巻 風車は廻る   2025年2月1日
「蛍の河」で直木賞を受賞した著者は、「静かなノモンハン」などの戦場小説の他に時代小説も手掛けている。昭和50年夏に別冊小説新潮で連載の始った「風車の浜吉・捕物綴」は以降26年間に、43短編が執筆され、テレビドラマ化もされた。
本全集は単行本未収録の4編を含む43編を初出日付順に3巻に集成。第一巻には風車は廻る、絵師の死ぬとき、人魚の言葉、旅姿の心中者、病みたる秘剣、ハゼ釣りのころ、七福神参上、花かんざしの女、狐に似た男、もぐら組異聞、枯葉の散るとき、鯉抱き人夫、甲州屋の犬の13編を収録。
     
伊藤桂一  風車の浜吉・捕物綴全集
第二巻 盗んだ絵巻物   2025年3月1日
昭和50年夏に別冊小説新潮で連載の始った「風車の浜吉・捕物綴」43短編が執筆された。
本全集は単行本未収録の4編を含む43編を初出日付順に3巻に集成。第二巻には頸に巻いた扱帯、牡丹のような女、冥途から来た男、青磁の花瓶、盗んだ絵巻物、隠し金の絵図、銀の鶯、幽霊からの文、ムササビが飛ぶ、狐憑きの娘、月夜駕籠、月あかりの渡し場、鶉の呪文、かんざし釣りの14編を収録。
     
伊藤桂一  風車の浜吉・捕物綴全集
第三巻 権現さんの絵馬   2025年4月1日
昭和50年夏に別冊小説新潮で連載の始った「風車の浜吉・捕物綴」43短編が執筆された。本全集は単行本未収録の4編を含む43編を初出日付順に3巻に集成。
第三巻には塀の外の化物、あの世で婚礼、狐の嫁入り、似顔絵の女、旅籠の幽霊、鳥追い姫、妙覚尼の呪術、泣き顔地蔵、紅い遺書、鯛抱き童子、雀罠、権現さんの絵馬、貝殻の謎、枕絵の謎、身投げ月夜、京屋の箱入娘の16編を収録。