近刊・新刊書のご案内
三好一光  清吉捕物帖
第三巻 春の狐   2024年11月1日
「半七」の岡本綺堂の門下生であった著者の捕物帖。
第三巻には「廻り燈籠」、「弥生花浅草祭」、「斑猫」、「河童の淵」、「春の狐」、「女護ケ島屋」、「薄情者」、「振袖のはて」、「山帰り」、「柳湯の娘」の短編10編を収録。
     
三好一光  清吉捕物帖
第二巻 絵草子の女   2024年10月10日
「半七」の岡本綺堂の門下生であった著者の捕物帖。
第二巻には清吉が岡っ引になる経緯を描いた長編の「絵草子の女」と、「清姫の角」、「若女形の死」、「狂言作者」、「二人の女師匠」、「将棋尼」、「きむらこう」の短編6編を収録。
     
三好一光  清吉捕物帖
第一巻 仁王の怒り   2024年9月1日
「半七」の岡本綺堂の門下生であった著者の捕物帖。終戦直後から連綿と執筆され、長短編合わせ総数は50編に達する。
第一巻には主に昭和20年代前半に執筆された短篇12編を収録。数々の詐欺師が登場する軽妙な作品など、筆者が物語巧者であることを感得できる短編集。
     
額田六福  お役者文三 捕物道中双六
2024年8月20日
岡本綺堂に弟子入りし、のちには綺堂の高弟と称された額田六福の捕物帳。
お役者文三は両国の手妻師、実は盗賊団の首領、「春風あやめ」に翻弄され、東海道を追跡する道中記。旅先で次々に起きる怪事件。
     
北園孝吉  花牧竜之介捕物帖
第四巻 曼陀羅吹矢   2024年7月1日
花牧竜之介の捕物譚。完結。
第四巻には、日本農業新聞に昭和41年7月より1年間連載で発表された、金魚むすめ、夜の仮面、曼荼羅吹矢、恋慕狂い、初春かんざし、おんな旅笠、黒い罠、駒形心中、丁半お嬢と、単行本未収録であった柿兵衛やぐらの計10編を収録。
     
北園孝吉  花牧竜之介捕物帖
第三巻 二枚目浪人   2024年6月1日
花牧竜之介の捕物譚。第三巻
長編の二枚目浪人のほか、江戸一番の馬づら、お火見占い、めくら駕籠、妙見様の御縁日、松櫛梅櫛、太郎吉河童、茶見世行燈、からくり語りの短編8編を収録。
     
額田六福  お役者文三 江戸捕物帳
2024年5月20日
岡本綺堂に弟子入りし、のちには綺堂の高弟と称された額田六福の捕物帳。昭和15年に刊行された「お役者文三捕物帳」(紫文閣)などを底本として70余年ぶりに復刊。
どこか岡本綺堂の「半七」を彷彿とさせる文体は、さすがに綺堂の指導を受けた弟子だけのことはあると納得させるものがある。
竹流し黄金三千両、三社祭宵宮、金糸の腹帯、空を歩く人、烏猫、青貝師、小梅の寮、姿見橋、髑髏妻、黄金秘仏の10編を収録。
     
北園孝吉  花牧竜之介捕物帖
第二巻 満月に参上   2024年5月1日
花牧竜之介の捕物譚。第二巻
長編の満月に参上のほか、和蘭陀屋敷、正気の沙汰、殺され語り、首ふり坂、振袖胡蝶丸、連込み蕎麦屋の短編6編を収録。
     
川口松太郎  新吾番外勝負
2024年4月25日
新吾二十番勝負の完結後、さらに産経新聞に連載された番外編。
新吾十番勝負、新吾二十番勝負と続いた大長編が完結。
60余年ぶりの復刊。
     
北園孝吉  花牧竜之介捕物帖
第一巻 深川暖簾   2024年4月1日
深川佐賀町に住む浪人、花牧竜之介の捕物譚。昭和25年から42年まで、捕物小説全盛期には定番捕物帖であった本連作は、長編2編、短編41編が執筆された。
元は掏摸の姐御の清元師匠お富、下駄の異名を持つ定廻り同心の佐野七九郎、岡っ引の文吉などを交えた、軽妙な筆致が持ち味の娯楽小説。
第一巻には、いざよい遊女、深川暖簾、紅梅むすめ、水しぶき、本所瓦河岸、賭け女房、掃溜の鶴、どんどこ太鼓、まさかり問答、地獄の暦、さかさ箒、醉いどれ月夜、小指のない男、狂い小町、前だれぎつね、かりんと小路、散りぬるをわかの17編を収録。
     
川口松太郎  新吾二十番勝負
第四巻   2024年3月20日
新吾二十番勝負、全4巻が完結。
第四巻は、第十九番、第二十番を収録。宿敵武田一真との対決、父徳川吉宗との対面、自源流道場の再興、新吾十番勝負以来の懸案が解決して迎える大団円。
60余年ぶりの復刊。
     
佐々木杜太郎  浅香主水捕物帖
第五巻 犬姫教祖   2024年3月1日
浅香主水捕物帖の初の集成。
第五巻には浅香主水の唯一の中編小説の犬姫教祖のほか、白?処女、生き肌女像、花嫁の首、三つの恋と罪、鉄砲?娘、座頭の金、幽霊の復讐、謎の城木型、血を呼ぶ埋蔵金、心中刀鍛冶、鮫柄の血刀、焔の白痴娘の13編を収録。
     
川口松太郎  新吾二十番勝負
第三巻   2024年2月20日
朝日新聞に連載された新吾十番勝負に続き、昭和35年から産経新聞に連載された新吾二十番勝負。
第三巻は、第十六番、第十七番、第十八番を収録。
     
佐々木杜太郎  浅香主水捕物帖
第四巻   2024年2月1日
浅香主水捕物帖の初の集成。第四巻には捕物小説全盛期の昭和27~28年頃に執筆された作品を主に収録。
雪の花嫁、蛇娘と化猫、色鬼、四本半の女、片恋い心中、若松屋狂い雛、伽羅の美男壼、衂られた魔像、駈落ち青井戸、青痣の三人息子、悪魔狩り、殺した愛憎、鬼笛むすめの13編を収録。
      
川口松太郎  新吾二十番勝負
第二巻   2024年1月30日
京都御所の荒廃に同情した新吾は独断で寄進をするが、それが原因で京都所司代に追われることに、ますます波乱万丈の第二巻。
第二巻は、第十三番、第十四番、第十五番を収録。
60余年ぶりの復刊。
        
佐々木杜太郎  浅香主水捕物帖
第三巻 若衆人形   2024年1月1日
捕物作家クラブの書記長にも就任した著者の代表作、浅香主水捕物帖の初の集成。
第三巻には南蛮鋳物師、蟇屋敷、あの世縁切寺、お洒落狂女、二重の恋文、美女供養、海の幽鬼、船餓鬼鉄砲、女下駄狩り、まりあ観音、生姜地獄、白馬三千両、幽霊花嫁、獅子舞の怪、若衆人形の15編を収録。
        
川口松太郎  新吾二十番勝負
第一巻   2023年12月20日
徳川吉宗の落胤でありながら、数奇な運命をたどった青年剣士、葵新吾の波瀾万丈の流浪は続く。
新吾二十番勝負、第一巻は、行雲流水、第十一番、第十二番を収録。
60余年ぶりの復刊。
        
佐々木杜太郎  浅香主水捕物帖
第二巻 踊る紅蜘蛛   2023年12月1日
捕物小説全盛期には定番捕物帖の一つであった浅香主水捕物帖の初の集成。
第二巻には江戸狸ばやし、城普請落穂、謎三味線、傾城五月雨、黄金まんだら、踊る紅蜘蛛、心中富士詣、水無月走り火、刀剣の鬼、油地獄、みかえり美女、船まくら花嫁、酒霊供養の13編を収録。
        

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