近刊・新刊書のご案内
長谷川伸  江戸と上総の男
2023年2月20日
明治八年、司法省の未決監より三人の未決囚が脱獄した。それを追う警視庁の探偵と逃走する犯人たちを描いた長編警察小説。
設立後間もない警視庁や当時の警察制度が描かれるととともに、脱獄犯が逃走中に次第に兇悪化し、冷酷、残忍、かつ卑劣な人間となっていく描写が秀逸な作品。新鷹会の門下生であった村上元三氏をして「著者の代表作の一つとして残るであろう」と言わしめた傑作。
    
村上元三  加田三七叢書
第一巻 むかしの夢   2023年2月1日
著者が「創作した人物だが、もう身内のような存在で、ひとしお愛着が深い」と語る加田三七。終戦直後より40余年にわたって執筆された加田三七が登場する作品は、捕物小説の短編から時代小説の長編までにわたって総計80編に及ぶ。
第一巻にはむかしの夢、子盗り湯騒動、幻の像、艶説鴨南蛮、小唄念仏、夢の淡雪、茨木の腕、白い蘭、火焔琵琶、人肌菩薩、赤い湯煙、毒の花束、からくり行燈、菊五郎巡査、政岡人形の最初期の作品15編を収録。
        
水谷準  瓢庵先生捕物帖
第三巻 赤い匕首   2023年1月20日
瓢庵先生捕物帖全46編を収録した全集、ここに完結。
第三巻には月下の婚礼、狸のお蛇様、鮫女、首吊り証文、夕焼富士、赤い匕首、鼻欠き供養、首無し双六、死人徳利、寝首千両箱、死神かんざし、棺桶相合傘、こんこん騒動、怨讐二筋道の14編を収録。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第六巻 蝮屋敷の女   2023年1月1日
戦後の捕物小説全盛期の定番捕物帳の一つでありながら、著作権継承者不明のために長らく刊行されてこなかった稲妻左近捕物帖、文化庁の裁定制度を利用し、ここに完結。
第六巻には、湯島の捕物、幽霊首、女行者の死、鶯ころし、謎とき猫、おらんだ・わたる、千両花火、人喰い樹、安珍の鐘、蝮屋敷の女、石を投げる、空を飛ぶ男、怪盗二人組、天の裁き、二匹の猫の15編を収録。末國善己氏による解説つき。
        
水谷準  瓢庵先生捕物帖
第二巻 初雪富士   2022年12月20日
昭和25年より8年間にわたって執筆された全46編を、3巻構成で網羅した初の全集。
第二巻には幻の射手、菊合せ、瓢庵逐電す、桃の湯事件、麒麟火事、岩魚の生霊、木菟組異聞、青皿の河童、按摩屋敷、二体一人、墓石くずし、丹塗りの箱、雪折れ忠臣蔵、藤棚の女、初雪富士、にゃんこん騒動の16編を収録。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第五巻 隠し小判   2022年12月1日
稲妻左近捕物帖第五巻には、捕物小説全盛期の昭和25~29年に発表された、金魚と指と髭、笑う死骸、恋慕姫君、吉野太夫の蟹、怪奇刺青師、血を吸う女、鬼火は燃える、狂言作者、隱し小判、魔鏡、人魂蛍、華陀の秘法と、単行本未収録の吉五郎の恋の13編を収録。
        
水谷準  瓢庵先生捕物帖
第一巻 龍神使者   2022年11月20日
戦前期に「新青年」の編集長を務めた著者の代表的な捕物小説、昭和25年より8年間にわたって執筆された全46編を、3巻構成で網羅した初の全集。
下町の藪医者ながら、好奇心が強くお節介な瓢庵を主人公とする滑稽捕物噺。
第一巻には稲荷騒動、棺桶狸囃子、銀杏屋敷、女難剣難、暗魔天狗、龍神使者、巻物談義、噴泉図、般若の面、紫頭巾、地獄の迎い、天狗騒動、変男化女、ぼら・かんのん、へんてこ長屋の15編を収録。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第四巻 黒手組変化   2022年11月1日
昭和27年に内外タイムスに連載された中編の黒手組変化、昭和28年に埼玉新聞に連載された「隠密秘図」の他、お部屋様紛失、死神の死、河内屋お若、悲恋山流し、跡取り合戦、神変からくり花、夢売り男、人消し呪符、下手人昇天、人斬り猿の12編を収録。
        
戸川貞雄  一ツ目小僧捕物ざんげ
第四巻 辰巳楼縁起   2022年10月20日
作家市長、戸川貞雄氏の代表的な捕物小説「一ツ目小僧捕物ざんげ」の完結編。
第四巻には、昭和29年から平塚市長就任の昭和30年5月までに執筆された岡惚れ、お千代殺し、辰巳楼縁起、牡丹屋敷の怪、通り魔、藍瓶年貢、矢場の女、白梅香、山猿廻状、かまいたち、子守唄、耳、富札悲話、半男半女物語、薬草園の怪の15編を収録。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第三巻 風流合戦   2022年10月1日
埼玉新聞などに、昭和27年から翌年にかけて約半年間連載された稲妻左近捕物帖14編を70年ぶりに初の単行本化。第三巻では秋祭一夜妻、狂い猫、杵屋お力、面影草紙、怪人形、謎の能面、風流合戦、蛇侍、二人伊太郎、変幻絵師、藤娘、虚無僧問答、暗号猫の13編を収録。
なお、杵屋お力、面影草紙、謎の能面、蛇侍、藤娘は第一巻「花火車」の収録作品を改稿した作品です。
        
戸川貞雄  一ツ目小僧捕物ざんげ
第三巻 死神騒動   2022年9月20日
北島町の小伝次が若い頃の思い出を語る「捕物ざんげ」の連作第3巻。
第三巻には、昭和28年に「宝石」誌に連載された作品を中心として、山城屋事件、大七講由来、脇本陣の怪、天狗の憑いた女、御神木記、兄と妹、死神騒動、火焔罪障記、落橋余聞、比翼塚、黒星、お紋の死、香盒の行方、泣きぼくろ、氷雨夜話、火事師の16編を掲載。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第二巻 女殺し定九郎   2022年9月1日
高い評価がありながらも埋もれていた稲妻左近捕物帖を、文化庁の裁定制度を活用して全6巻で復刊。
第二巻には、昭和27年に同光社磯部書房より刊行された「稲妻左近捕物帖」の収録作、耽奇異食会、阿蘭陀医者、狐証文、法術合戦、謎とき美人、女殺し定九郞、宙に浮く女、江の島詣り、変貌伝に、昭和24~25年に発表されたお花狐、中編の悪霊伝を加えた合計12編を掲載。
        
戸川貞雄  一ツ目小僧捕物ざんげ
第二巻 六本木の仇討   2022年8月20日
北島町の小伝次は片目をつぶって思案する癖から「一ツ目の親分」と呼ばれていた。その小伝次が若い頃の思い出を語る「捕物ざんげ」の連作を作品年代順に4巻に収録。
第二巻には、美男僧、幽霊殺人事件、妄執、切見世の女、お花見茶番、六本木の仇討、吸血亀、土龍と窮鼠、奴女郎真鶴、ねんねんころり風、毒婦伝、熊、首吊り座頭、猿、野良犬、血の池物語の16編を掲載。
        
九鬼紫郎  稲妻左近捕物帖
第一巻 花火車   2022年8月1日
昭和20年代の捕物小説全盛期の定番捕物帳の一つでありながら、著作権継承者が不明のために刊行されてこなかった稲妻左近捕物帖を全6巻で復刊。
第一巻には、昭和17年に金鈴社より刊行された「花火車」の収録作、消えた藤娘、京伝、蛇侍、花火車、能面譜、二人源三郎、踊りの師匠の7編と、昭和23年に発表された変化花嫁、幽霊妻、江戸橋小町の3編、計10編を掲載。
        
戸川貞雄  一ツ目小僧捕物ざんげ
第一巻 娘天一坊   2022年7月20日
作家市長として知られた戸川貞雄氏。昭和24年より平塚市長就任の昭和30年まで、講談雑誌、宝石などに連載された「一ツ目小僧捕物ざんげ」を作品年代順に4巻に収録。
第一巻には、火刑、水死美人、娘天一坊、蛇娘、捕繩殺人事件、生首、愛宕の天狗、不夜城の惨劇、小判供養、美人局、幽霊花魁、老いらくの恋、捕物腕較べ、二度殺された男を掲載。
        
島本春雄  振袖小姓捕物控
第四巻 闇太閤   2022年7月1日
振袖小姓捕物控第4巻。水妖鬼、妖異二人小町、死人明神、闇太閤、猫なき娘、生首七福神、醜貌旗本、振袖小姓罷通る、裸体弁天、二人小町、夜叉小町、緋牡丹遊女、伽拉娘、弁天駕篭、将棋姫伝奇、乳房呪文、髑髏裸女の17編を収録。
島本春雄氏の著作権継承者が不明なため、本書は文化庁の裁定制度を利用して刊行しています。
        
笹沢左保  新大岡政談
2022年6月20日
大岡裁きで知られる南町奉行・大岡越前守忠相には持病があった。その忠相を助ける補佐する侍たちの尽力と、忠相の炯眼を描いた連作。25年ぶりの復刊。
        
島本春雄  振袖小姓捕物控
第三巻 神変葵小姓   2022年6月1日
振袖小姓捕物控第3巻。怪異火箭梟、天保尼僧変、乳房地獄、変化花魁、麝香如来、逢魔侍、神変葵小姓、押掛花嫁、折鶴地獄、妖棺伝、山姫様、夜歩き般若の12編を収録。
島本春雄氏の著作権継承者が不明なため、本書は文化庁の裁定制度を利用して刊行しています。
        

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