近刊・新刊書のご案内 |
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川口松太郎 新吾二十番勝負 | 第一巻 2023年12月20日
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徳川吉宗の落胤でありながら、数奇な運命をたどった青年剣士、葵新吾の波瀾万丈の流浪は続く。 新吾二十番勝負、第一巻は、行雲流水、第十一番、第十二番を収録。 60余年ぶりの復刊。 |
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佐々木杜太郎 浅香主水捕物帖 | 第二巻 踊る紅蜘蛛 2023年12月1日
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捕物小説全盛期には定番捕物帖の一つであった浅香主水捕物帖の初の集成。 第二巻には江戸狸ばやし、城普請落穂、謎三味線、傾城五月雨、黄金まんだら、踊る紅蜘蛛、心中富士詣、水無月走り火、刀剣の鬼、油地獄、みかえり美女、船まくら花嫁、酒霊供養の13編を収録。 |
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角田喜久雄 角田喜久雄捕物小説集 | 第四巻 悪魔屋敷 2023年11月20日
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第4巻には戦中期に執筆された中編小説「悪魔凧」と、それを基にしつつも大幅な加筆・変更が行われて、戦後「りべらる」誌に連載された長編「悪魔屋敷」、ほかに蠟怪、淫雨、新生、美女変形、昇竜変化、片目の印籠の8編を収録。 なお、「悪魔屋敷」は従来の単行本には未収録の作品です。 |
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佐々木杜太郎 浅香主水捕物帖 | 第一巻 河童地獄 2023年11月1日
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捕物小説全盛期には定番捕物帖の一つであった浅香主水捕物帖を全5巻で初の集成。 第一巻には戦前期に執筆された、畳切りの謎、河童地獄、万両花嫁、七字の仮名謎、唐繰り的、反魂懺悔、羽子板検校、血笑七福神、茶の湯騒動、女妖八人芸、潜網邪宗門、密教悲願、人形啞娘の13編を収録。 |
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角田喜久雄 角田喜久雄捕物小説集 | 第三巻 花太郎行状記 2023年10月20日
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第三巻には戦前期に、幽霊小僧快盗録、快盗聞書帳として執筆された、捕繩恋慕、血まみれ絵図、蜂浪人、犬を呼ぶ娘、梅雨の紅蜘蛛、祭礼ばやし、転がる生首、羽子板呪殺、生首小町、阿蘭陀鍵、鼻唄三千両、よろめく死人の12編と、二人小僧を収録。捕物陣を尻目に江戸の巷に出没し悪を懲らしめる快盗、葵の花太郎の活躍を描く連作。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第九巻 切られお富(下巻) 2023年10月1日
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加田三七の登場する全作品、ここに完結。 元御用聞の父を持つ16歳のお富は、女掏摸お栄の邪魔をして以来、執拗な報復を受ける。北町奉行所同心加田三七はお栄の捕縛に尽力するが…。 元禄から明治に至る激動の世の中で、強く生き抜くお富の半生を描く長編時代ミステリ小説。 |
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角田喜久雄 角田喜久雄捕物小説集 | 第二巻 新版大岡政談 2023年9月20日
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探偵小説、時代小説で活躍した著者の捕物小説を4巻に集成。 第二巻はには、大岡政談ものの中編小説、怪盗懺悔、恋慕地獄の2編と、美しき白鬼、恋文地獄、逆立小僧の計5編を収録。 怪盗懺悔と恋慕地獄は昭和24年に愛翠書房刊行の「新版大岡政談」所収ですが、のちの単行本や作品集には載っていない作品です。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第八巻 切られお富(上巻) 2023年9月1日
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元御用聞の父を持つ16歳のお富は、女掏摸お栄の邪魔をして以来、執拗な報復を受けることになる。北町奉行所同心加田三七はお栄の捕縛に尽力するが…。 元禄から明治に至る激動の世の中で、強く生き抜くお富の半生を描く長編時代ミステリ小説。 |
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角田喜久雄 角田喜久雄捕物小説集 | 第一巻 いろはの左近捕物帳 2023年8月20日
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探偵小説、時代小説で活躍した著者の捕物小説を4巻に集成。 第一巻は昭和15年に映画化もされた「いろはの左近捕物帳」の怪異雛人形、鬼面三人組。昭和26年~27年に捕物作家クラブの企画に参加して執筆された「伝七捕物帳」のくちなし懺悔、春色白粉彫、毒を射る毒。他にお加代観音、鬼啾、自殺屋敷、鬼火の唄の計9編を収録。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第七巻 2023年8月1日
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脇板の伝八は、酒で正気を失い札差石見屋を殴りつけ加田三七の調べを受ける。三七の配慮で伝八は大坂へ修業に出るが、数奇な運命で会津屋八右衛門により石州丸の料理人として拾われる。ところが阿呆丸と揶揄されるほど巨大な石州丸には秘密があり、伝八はさらに運命に翻弄されることになった。 雄大なスケールと、加田三七の心暖かく粋な計らいが印象に残る長編小説。 |
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大佛次郎 幻の義賊 | 2023年7月20日
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岡本綺堂により日本初の捕物小説である「半七捕物帳」が発表された大正6年から、わずか八年後の大正14年に、博文館の大衆雑誌「ポケット」に流山龍太郎名義で連載された長編捕物奇譚。 狭義の捕物小説の型から外れることにより、捕物小説の長編名作を実現した、捕物小説史に残る一編。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第六巻 虹の女 2023年7月1日
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加田三七が登場する作品総計80編を網羅した加田三七叢書。第六巻には長編の「虹の女」と、「骨折り和助」、「簪」、加田三七が登場する伝七捕物帳の「金魚めいわく」「酒樽の謎」を収録。 |
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川口松太郎 新吾十番勝負 | 第四巻 2023年6月20日
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徳川吉宗の落胤でありながら、数奇な運命をたどった青年剣士、葵新吾の冒険を描く十番勝負。ここに完結。 第四巻は、第八番勝負(後半)、第九番、第十番を収録。 紙幅の制約より、第八番勝負の後半を第4巻に収録しています。ご了承ください。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第五巻 不忍池新景 2023年6月1日
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加田三七が登場する作品総計80編を網羅した加田三七叢書。 第五巻には昭和43年から、加田三七捕物帖としては平成元年に発表された最終作まで、黄金仏、いのちの吹替え、雪駄一足首三つ、親の心子知らず、おぼろ月、夏祭宵宮の酒、今戸焼の猫、ひとり萬歳、角兵衛獅子、因果小僧、小悪党、不忍池新景、八丁堀の狐の13編を収録。 |
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川口松太郎 新吾十番勝負 | 第三巻 2023年5月20日
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長らく絶版状態で、電子書籍化もされてこなかったのが不思議なほどの痛快時代小説、待望の復刊。徳川吉宗の落胤でありながら、数奇な運命をたどった青年剣士、葵新吾の冒険を描く十番勝負。第三巻は、第六番勝負、第七番勝負、第八番勝負(前半)を収録。 紙幅の制約より、第八番勝負の後半は第4巻に収録します。ご了承ください。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第四巻 尺八一千両 2023年5月1日
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終戦直後より40余年にわたって執筆された創作上の人物、加田三七が登場する作品総計80編を網羅した加田三七叢書。 第四巻には昭和37年から43年に発表された、比翼塚、犬、江戸の荒熊、幽霊の仇討、ぼうふら、二人の老女、犬と猫と鼠と、米を食う狐、片腕の骸骨、鬼灯遊女、琉球の簪、尺八一千両、師走の湯、八丁堀貧乏小路の14編を収録。 |
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川口松太郎 新吾十番勝負 | 第二巻 2023年4月20日
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昭和32年より朝日新聞に連載されて好評を博し、その後何度も映画化・テレビドラマ化された痛快時代小説、待望の復刊。 徳川吉宗の落胤でありながら、数奇な運命をたどった青年剣士、葵新吾の冒険を描く十番勝負。第二巻は、第三番勝負、第四番勝負、第五番勝負を収録。 |
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村上元三 加田三七叢書 | 第三巻 江戸の小鼠たち 2023年4月1日
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映画化された「江戸の小鼠たち」や、単行本未収録作多数を含む加田三七叢書、第三巻。 スペードの女王、百之助の算盤、黄金の轡、花火の夜、奇術師の死、のぞきからくり、はんみょう、かみそり、江戸の小鼠たち、本所狸、忘れ霜、いやなやつ、闇の礫、薬師如来、浮世うどんを収録。 |
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